2017年9月15日午前、中国仏教講経交流基地の引き受けにより、中国仏教協会が主催する「2017年度中国仏教講経研修交流クラス」が杭州の霊隠寺で始動した。始動式は中国仏教協会教務部主任の長順法師が司会を務め、霊隠寺住職の光泉大和尚、中国仏教協会副秘書長の宏度法師がそれぞれ式辞を述べた。
光泉大和尚は式辞の中で、「ここ数年来、各地の講経者養成活動は、その数も多くなり、規模も大きくなっている。しかし、弘道学についての検討と研究は時代の要求に追いつかないままである。したがって、今回の研修クラスは『他の山の石を以て、玉を攻む』ということわざ通り、積極的に一般社会の伝道学を学び、他宗教の伝道経験も広く受け入れ、もって、仏教の伝道に関する理論的基礎と実践的方法を構築することを希望する」と述べた。
研修クラスの授業は22日まで行われる。この間、国内外から招聘された有名な法師と専門家が伝道の目的、任務、方法、仏教戒律の意義などのテーマをめぐって講義をする。これによって、全国各地の講経説法を大きく促進しようとするものである。
始動式
始動式の司会をする長順法師
式辞を述べる光泉大和尚
式辞を述べる宏度法師
懸命に耳を傾ける受講者たち
12599 人数