「呉越仏教学術フォーラム」に、光泉大和尚が歓迎の式辞

  2017年12月2日、「第十五回呉越仏教学術フォーラム」が杭州仏学院法雲キャンパスで開催され、杭州仏学院院長、霊隠寺住職の光泉大和尚が歓迎の式辞を述べた。

  今回のフォーラムは「東方唯識学研究会の成立大会」・「演培法師ご誕生百周年シンポジウム」・「中国・スリランカ仏教交流シンポジウム」の三つの論壇から構成されている。北京大学、峨眉山仏学院、蘇州戒幢仏教学研究所、福建仏学院、鑑真仏学院、香港中文大学、台湾法鼓文理学院、台湾仏光大学、インド・デーリ大学、マレーシア・ラマン大学、日本筑波大学などの国内外の大学、研究機関及び仏教学院から140名にのぼる代表が出席した。また、提出された投稿論文は130余篇に達し、参加者の人数・投稿論文の数とも空前の規模となった。

  光泉大和尚は式辞の中で、「仏教の伝承と発展は仏教人材の養成から離れることはできない。また仏教人材の養成のポイントは仏教学術の建設にある。そのためには、仏教界内外の専門家の協力が必要である。また数世代にわたる、一生をかけた努力によって初めて報われる事業でもある」と述べ、参加した専門家たちに心のこもった切実な要望をした。そして力を合わせ、仏教学術の発展のために努力しようと参加者全員に呼びかけた。


開幕式で式辞を述べる光泉大和尚


挨拶する中国社会科学院哲学研究所研究員の王斉教授


挨拶するスリランカ龍華書院院長の郝唯民教授


参加した法師・学者たち


東方唯識学研究会の成立会場


参加者全員による記念撮影

 

10518 人数