2018年5月12日、「今年が弘一法師が具足戒をうけて百年目にあたるのを記念し、中国仏教の戒律思想と実践を考えるシンポジウム」と題する第七回、霊隠仏教文化シンポジウムが霊隠寺の聯灯閣において挙行された。仏教界および学術界から30数名の僧や学者が参加し、論文が発表された。霊隠寺監院の廓忍法師が住職の光泉大和尚の代理として開会式に出席し、挨拶をした。
今回のシンポジウムでは、弘一法師が具足戒をうけて百周年になるのをきっかけとして、中国仏教の戒律思想、南山律宗と仏教の中国化、南山律宗の歴代祖師についての研究、弘一律師の仏教学とその思想に関する研究など多方面にわたって研究発表がなされた。また今回のシンポジウムには、合計24本の投稿論文が寄せられた。閉幕式では慧澄法師と李明友教授がそれぞれ総括的発表を行い、今後もさらに仏教戒律に関連のある研究を広く深め、仏教の戒律精神の社会への普及・浸透に力を尽くすよう呼びかけた。
シンポジウムの会場
挨拶する廓忍法師
挨拶する陳星教授
論文を発表する顧偉康教授
論文を発表する界崇法師
質疑応答する参加者
参加者全員による記念写真
12204 人数