2018年5月29日(旧暦四月十五日)の朝六時に、霊隠寺の常住僧全員により大雄宝殿において「安居の儀式」が行われた。仏陀によって規定された仏教の規則では、毎年旧暦の四月十五日から七月十五日までの三ヶ月の間、比丘たちはある一定の場所に安住して動かず、精進努力することになっている。
安居の間、霊隠寺の常住僧たちは毎日『大方広佛華厳経』を唱える。これをもって、生きている者の福が増え、寿命が延び、一切時に吉祥であり、また亡くなった者が早く六道輪廻から解脱し、極楽浄土に往生するようにと祈願する。
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