2020年第六回「中華慈孝文化節」が杭州において円満に挙行される

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  2020年第六回「中華慈孝文化節」が五日、杭州において挙行された。2020年中華慈孝人物の表彰を通して、2020年第六回中華慈孝文化フォーラムが開始され、全世界の華僑・華人にむけて典型的な慈孝人物を推奨し、疫病後の時代の養老の問題を討論した。

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  これより以前、「第五回中華慈孝文化節」は60名の慈孝人物を選び出した上で、今年も又10人(個)の、国内外の各界から集まった人・団体に対して「中華慈孝人物」の称号を与えた。彼らは、10年以上にわたって海峡両岸を行き来し台湾の老兵たちの「故郷に帰る」願望を完成させた劉徳文、33回も大凉山に入り、2000人余りの貧困学生たちを授業に復帰させた記者・張俊蘭、手紙の方法をもって「留守児童」の心の扉を開け、悩みを解決した「藍信封留守児童センター」、疫病の間、独居老人のために薬・マスク・生活用品を代わりに購買してあげた武漢の「独居老人サービス小分隊」などの団体である。

2020年度中華慈孝人物の選出 手本の力量を顕彰する

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抗疫にあたって勇敢であった団体

中国・フランス間の抗疫の橋梁、ナナ医師

全米の留学生の守護者、林光

貧困学生を助けた凉山の母親、張俊蘭

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藍信封留守児童センター

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『母探し』、『人身売買への厳罰』を主張した張宝艶

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台湾の老兵の遺志のために奔走した、劉徳文

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武漢独居老人サービス小分隊

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善事は行うべく孝行を先に行うべしの周長芝 

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脳性麻痺の息子の酷い父親の汪宝柱

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浙江省援鄂第二医療隊隊長、宋柏杉が抗疫勇敢者の団体を代表して賞を受ける

  抗疫に勇敢であった者の団体もこの度の中華慈孝人物の選出に入った。受賞の段階にあたって、抗疫に勇敢であった者の代表――浙江省援鄂第二医療隊隊長で、浙江医院副院長、主任医師宋柏杉が賞を受け、湖北省での忘れられない支援活動について語った。

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▲中国新聞社副社長 夏春平

  中国新聞社副社長の夏春平は、「文化節の選出した慈孝文化の典型的代表たちは『雨だれ石を穿つの粘り強さが手本の力を発揮するの精神をもって、世界にむけて中華文化の独特な魅力と深厚なる内容をはっきり示した」と述べた。


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▲浙江省帰国華僑連合会主席

  連小敏は、「この輝かしい模範的人物から我々は、次のことを思う、彼らは一つの良いことを成し遂げただけではなく、一生の間良いことを行い続けていく人たちであるという事である。自分はどこにいようとも、どんな職業についていようとも、この心がありさえすれば、人々が愛を行おうとするだけで、この世界は比類のない美しいものに変わるのである」。

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▲杭州霊隠寺方丈、光泉法師

  杭州霊隠寺方丈、光泉法師は次のように述べた、「杭州霊隠寺は仏教中国化の方向を堅持し、積極的に有名な寺の『慈孝の窓口』の牽引作用を発揮させ、浙江の『努力して新時代の中国の特色を持つ社会主義制度の優越性を示す重要な窓口』のために、仏教の知恵と力を提供しようとするものである」。光泉法師は、「杭州霊隠寺の公益項目『雲林福苑』は現在建設計画中である。その意味するところは、杭州あるいは全国の仏教信徒のために、晩年に禅を修行する質の高い西方極楽浄土を提供することである」、と述べ、さらに「中華慈孝文化節を挙行するせよ、『雲林福苑』を計画・建設するにせよ、われわれの初心は大愛が永久に続き、絶えることがないことである」と強調した。

  同日、2020年第六回中華慈孝文化フォーラムが開催された。中国老齢協会政策研究部主任の李志宏氏、盤古智庫老齢社会研究センター主任、中国赤十字基金会理事、アリババ商学院学術委員の梁春暁氏もそれぞれ基調講演を行った。

   『疫病後の時代の慈孝と養老』の話題について、中国社会福祉と養老サービス協会医療・介護結合分会の会長の卓永岳氏、中華医学会老年分会委員兼副秘書長、浙江医院医務部主任の陳新宇氏などの貴賓が対話を展開し、中国の養老の未来について意見を交換した。


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