癸卯年の二月十九日は、観世音菩薩聖誕であり、杭州霊隠寺で皈依法会が行われた。
午前9時、法会が始まり、弟子たちが光泉大和尚を迎えた。光泉大和尚は、焼香し、獅子座に座った。信徒たちは心や念頭を静め、敬虔に礼拝して、帰依の受ける準備をした。
光泉大和尚は信者たちに三帰依の教えを授けた。法会は、法師の指導のもと、誠心誠意に三宝に帰依し、自らの罪を懺悔した。そして、光泉大和尚は信徒立ちに三帰依を授け、四弘誓願(限りなく多くのを済度しようという衆生無辺誓願度、計り知れない煩悩を滅しようという煩悩無量誓願断、尽きることのないほど広大な法の教えを学びとろうという法門無尽誓願学、無上の悟りに達したいという仏道無上誓願成)を発願した。
皈依法会は、法師たちの心を込めた説法と梵唄によって、参加者に十方三宝の加持を与え、円満だった。
杭州霊隠寺では、毎年、農暦の2月19日(観世音菩薩聖誕)、6月19日(観世音菩薩成道日)、9月19日(観世音菩薩出家日)に皈依法会を行っている。
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