11月12日に、我が雲林ボランティアチームの一行、約150名が霊隠寺の法師たちに引率され、雨をついて、温州洞頭県で行われた「第三回国際放生会」に参加した。
雨の中で「放生会」の儀式が始まる
雲林ボランティアチームのメンバーたちが法師に傘を差す
「放生会」会場の四衆弟子
雨に降られても、放生を喜ぶ
放生台に向かう
放生会の開会式場での我がチームのメンバーたち
雲林ボランティアチームのボランティアたちが放生を行う
11日に、今回の放生会に参加する雲林ボランティアチームのボランティアたちが、霊隠寺の法師たちに引率され、三台のバスに乗り、杭州を出発した。三台の観光バスは、六時間かけて温州市の洞頭県に到着し、「放生会」の準備作業にとりかかった。
12日の午前は雨が降った。ボランティアたちは雨に濡れながら、「放生会」の会場に向かった。「衆生無辺誓願度(地上にいるあらゆる生き物をすべて救済しよう)、煩悩無量誓願断(煩悩は無量だが、すべて断とう)、法門無尽誓願学(法門は無尽だが、すべて知り尽くそう)、仏道無上誓願成 (仏の道は無上だが、かならず成仏しよう)」、「帰依佛(佛に帰依しよう)、帰依法(法に帰依しよう)、帰依僧(僧に帰依しよう)」、「放生をうけ、寿命の限りまで生き、命が尽きると、極楽世界に行くように」をテーマに、「放生会」の儀礼が行われていく間に、ボランティアたちは温州、泰州などから集まってきた数千人の法師、居士たちと一緒に魚、鹿、牛などの動物に三帰依をさせ、四弘誓願を念じ、大菩提心を起こし、世間出世間のあらゆる有情無情を度した。
10時ごろ、ボランティアたちは法師たちに引率され、歩いて「洞頭国際放生台」に向かい、放生会の開会式に参加した。洞頭県の責任者も開会式に参加し、科学的に海を利用し、海に親しみ、海を守るように呼びかけた。また、エコボランティアの代表者も放生し、命を守り、生態環境を保護するよう請願をした。読経と祝福の中で、魚が泳ぎながら法を聞いているように見えた。ボランティアたちは法師たちとともに、丁寧に魚を海に返してやった。
今回の放生会は「養海護生、感恩海洋(海を休養させ、命を守ることによって、海に感謝する)」をテーマにしている。全国各地から数千人の佛弟子たちが参加し、放生した幼魚は17万匹に上った。放生会を通じて、自然を尊重し、自然に従い、自然を保護する生態文明の理念を固め、自ずから海洋の生態環境を守るという趣旨を確認しあった。
11971 人数