開示する霊隠寺の住職光泉大和尚
「“棋禅一景?手談”中国棋禅文化霊隠交流会」の会場
光泉大和尚に開示していただく
交流会の後、光泉大和尚と名棋手の古力さんが対局する
皆で記念撮影
2014年3月、第四回「招商地産杯」、中韓囲碁対抗戦が杭州で開幕した。試合期間中に行われた「“棋禅一景?手談”中国棋禅文化霊隠交流会」で本寺院の住職光泉大和尚が開示した。
22日の午後3時半に行われた「“棋禅一景?手談”中国棋禅文化霊隠交流会」では、中国囲碁協会主任王汝南氏、浙江省非オリンピック運動項目管理センターの毛昭平主任、本寺院の住職光泉大和尚及び中国国内や韓国からの囲碁の名棋手たち、各メディアの記者など50名近くの人々が出席した。
霊隠寺囲碁交流センターの覚亮法師がこの交流会の司会をし、来賓のご来場に対し、感謝の意を表した。本寺院の住職光泉大和尚は棋禅文化交流会で開示をし、次のように語った。仏教は今日まで発展してきて、すでに二千五百年の歴史がある。一方、中国の囲碁は五千年の伝統がある。出家者は囲碁を通して、禅の神髄と佛の智慧を体得し、心を落ちつかせ、平常心を鍛える。囲碁はまた寺院の出家者と社会の大衆との間の交流の機会を作り、多くの囲碁愛好者に仏法を認識し、仏法を理解してもらう絶好の機会でもある。囲碁の対局から、仏法世界の精神的境地のレベルアップを不断に図ることができる。
名棋手の古力さんは会場で、「因果」、「輪廻」などの言葉について光泉大和尚に質問した。そして、光泉大和尚は慈悲をもって開示し、巧みに回答した。
今回の「招商地産杯」中韓囲碁対抗戦には、古力さん、李世石さん、時越さん、範廷鈺さん、崔哲澣さんなど11名の世界チャンピョンを始め、14人の囲碁の名手が参加した。この陣営は今までの対戦の中でも一番強力なものと言える。
21日は初回の対戦で、韓国の若手棋手、卞相壹が古力九段を敗って、韓国チームを有利に導いた。
22日は試合はなく、両国の棋手たちは霊隠寺を拝観した。そして、光泉大和尚と共に囲碁と東方の伝統文化について話し合った。
23日には、古力さんと李世石さんの二人が二回目の対決をし、素晴らしい対局を披露した。また双方の主将である時越さんと朴廷桓さんも対局した。二回目の対局で勝ち点が同じであれば、主将の対戦で最終的優勝を収めることができることになっている。
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