線香を焚き、法界を薫じる
法界を一心に恭敬して礼拝する
慈悲の施食をする
塔林を清め、祖師を祭る
供犠をする
施餓鬼を行う
2014年4月5日は中国の伝統行事、清明節に当たる。ご往生の方々への思いを表し、十方の諸仏、菩薩及び歴代祖師大徳の法恩を感じ念ずるために、霊隠寺で清明の追思と祭祖の法要が挙行された。また祖師塔林に赴いて墓参りをし、位牌堂でご往生の居士や信者の位牌を供養した。
当日の午前10時、杭州はよく晴れて、霊隠寺の大雄宝殿では、荘厳な仏像の間、梵音が清らかに漂っていた。法師全員が一斉に読経する中、霊隠寺清明法要が始まった。全員で霊隠寺の祖師塔林に赴いて墓参りをし、大悲法師、性空法師、木魚老和尚をはじめ、歴代の祖師大徳の舎利塔の前で荘厳な供養法会を行い、仏灯の相続と法輪の常転に力を尽くしたご恩を讃えた。さらに、法師たちは新位牌堂と旧位牌堂に行って、往生した居士や信者の位牌を供養し、誦経を行い、成仏のご縁をした。
その前日の4月4日の晩、霊隠寺の祖師堂の前で施餓鬼が行われた。これによって、怨霊と六道の衆霊を助け、苦を離れて、楽を得、早く浄土に生まれ変わって、そして共に彼岸まで辿り着くことを念じた。
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