ヨーロッパ15か国の華僑が霊隠寺で仏教文化を体験する

親しく開示する霊隠寺住職の光泉大和尚

法師の案内で寺院を見学する

雲林禅茶を味わう

天籟(自然界のかすかな音)を奏でる禅楽

光泉大和尚との記念写真

 

 2014年4月17日、フランス、イタリヤ、スペインなど15か国から集まった浙江省出身の華僑華人団体の責任者らが千年の古寺、霊隠寺で奥深い仏教文化を体験した。

 霊隠寺の住職光泉大和尚が懇親会に出席し、「仏教はどのように布教すべきか」、「変化の激しい国際経済社会の中でどのように確固不動たる心を保つか」などについて開示した。そして、中国の国際影響力が強くなるにともなって、中華五千年の伝統文化と仏教文化が海外の華僑たちによって世界各地に伝わっていき、ますます輝かしい光を放っていると述べた。また、日本の有名な企業家である稲盛和夫さんが禅の理念と中国の伝統文化を企業の管理に活かしていることを例に、禅の理念は企業の経営管理だけではなく、自分の人格を高尚にし、充実した人生と生活を送るのにも十分有意義であると開示した。

 この日の午後、霊隠寺の方丈楼で雲林茶会が催された。参加者たちは禅茶を味わいながら、中国伝統文化と江南独特の禅楽を楽しみ、中国伝統文化と仏教文化に新たな理解と認識を得た。参加者たちはこの日、東西文化や現代と伝統、宗教と芸術の融合をみずから体得した。

 

 

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