2014年8月31日の午前、世界哲学団体連合会秘書長でイタリヤ・ミラノ現代言語学大学高等人文研究院のルカ・マリス・スカランチノ(Luca Maris Scarantino)教授、スパカワディー・アマタヤクラ博士(Supakwadee Amatayakul)一行が杭州文瀾書院の何曉威女史の案内により霊隠寺を訪問、参拝した。ルカ教授一行は五年に一度行われ、次回は2018年に中国で行われる予定の世界哲学大会の打ち合わせのために訪中したものである。杭州文瀾書院の要請に応じて杭州を考察すると同時に、霊隠寺の仏教文化を理解するのも今回の主な目的の一つである。
常法法師が霊隠寺を代表して、ルカ教授一行と会見をした。常法法師は霊隠寺の歴史と近年以来行われてきた文化活動を紹介した。ルカ教授は深遠な中国仏教文化に大いなる関心を持ち、さらに仏教の世界観、人生観などの問題について多く尋ねた。スパカワディー博士は霊隠寺の歴史的な人文、建築の特徴、仏教の造形芸術などに関心を抱く。会見後、一行は常法法師の案内で大雄宝殿などを参拝した。ルカ教授は常法法師の指導で中国仏教の礼拝方法を学んだ。
別れる時、ルカ教授は霊隠寺の熱烈な接待に感謝の意を表し、双方の文化、哲学及び宗教などの更なる交流と協力を発展させるために、霊隠寺住職の光泉法師のイタリヤ訪問を要請した。
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