2014年9月1日から9月5日まで、霊隠寺では仲秋節を前にして、慈善功徳会、雲林公益基金が中心になり、一連の「月餅を送って、温もりを届けよう」という活動が盛んに行われていた。恒誦、正勤、宏明、鎮法、門真、傳正、来学、蓮富、定観などの九名の法師に率いられて、発心した雲林ボランティア団の人たちは、それぞれ周浦、袁浦、転塘、古蕩、霊隠街道、臨安青山湖街道、臨安太湖源鎮東天目南荘にある老人ホーム七軒と浙江省民政リハビリセンター、朝暉街道療治院、下城区老人マンション、江幹区景芳ブロック松齢苑マンション、石橋北景園老人マンション、上天竺安養堂の計13か所に霊隠寺の素食月餅を1080箱、りんごを180箱送った。それと同時に、霊隠寺住職の光泉法師と全寺院の佛弟子からの祝福と仲秋のメッセージも伝えた。
至るところで、法師たちとボランティアの皆さんは歓びと希望を伝えた。白髪のお年寄りでも子供のように、笑顔できちんと列をつくって座りながら、月餅が手に届くのを待っていた。「中秋節、おめでとうございます。いつまでもお達者でね」と法師たちは月餅をお年寄りの手に渡しながら、祝福を言い伝えた。子供たちは法師に抱かれながら、幸せそうに紅いりんごを食べていた。
弱い者を助け、積極的にボランティア活動に参加することによって社会への恩返しをするということは霊隠寺慈善活動の重要な趣旨である。毎年の仲秋の節句に霊隠寺は積極的に貧困者や救済の必要な人たちに自制の素食の月餅を配る。これによって仏教の慈悲精神を実践する現代僧の精神を表し、人間仏教の精神が世に広がっていくのに寄与している。
2014年9月1日から9月5日まで、霊隠寺で仲秋の慈善活動が行われた
「これは霊隠寺僧全員の気持ちである」と伝える恒誦法師
霊隠寺からの中秋の祝福
「君たちは私たちの小さなりんごです。」
「みなさんとお目にかかり、自分のお爺さんやおばあさんにでも会ったような気がします」と語る正勤法師
月餅を手にしてうれしそうに笑っている老人たち
温かく話し合う参加者たち
私たちからの甘いりんごですよ
ようこそいらっしゃいました
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