「第六回禅茶文化シンポジウム」の開会に当たり、衍空法師が霊隠寺を代表して、式辞を述べる

 

 2014年9月13日の午前、杭州霊隠寺が主催し、杭州佛学院、中国国際茶文化研究会禅茶研究センター、浙江農林大学茶文化学院が共催する「第六回禅茶文化シンポジウム」の開会式が杭州の浙江賓館で行われた。国内外から禅茶文化を研究する専門家たちが一同に集まり、それぞれの学術研究を互いに交流することによって、禅茶文化の伝承と発展を図った。シンポジウでは霊隠寺監院の衍空法師が住職の光泉法師の代理として式辞を述べた。

 中国国際茶文化研究会副会長の程启坤研究員、中国農業科学院茶葉研究所の姚国坤教授、日本文教大学の中村修也教授、中国国際茶文化研究会理事で、中国国際茶文化研究会学術委員会の沈冬梅副主任、中国人民大学哲学科と宗教学科の宣方助教授、ドイツヴュルツブルク大学Julius-Maximilians-UniversitätWürzbur)哲学博士、浙江大学人文学院哲学科ポストドクタ―(Postdoctoral)の何心鵬研究員など、三十名ほどの専門家が出席した。また浙江農林大学茶文化学院の関剣平助教授が司会をした。

 今回のシンポジウムで参加者たちは「清規と茶礼」「文学と仏教文化」「仏教文化の資源」などを中心に検討する。会議は四日間開かれ、9月15日に閉会される予定である。

開会式での専門家たち

霊隠寺住職の光泉法師の代理として式辞を述べる衍空法師

参加者を代表し発言する、日本静岡文化芸術大学の熊倉功夫教授

司会を務める浙江農林大学茶文化学院の関剣平助教授

互いに交流する参加者たち

全員の記念撮影

10241 人数