霊隠寺が「名家講壇」に参加し、ヨーロッパの三国で円満に弘法す

  2014年9月、国務院華僑事務室、中国海外交流協会が主催するシリーズ「文化中国・名家講壇」はヨーロッパで開催された。20数名からなる霊隠寺の名家宣傳講演団が中心となって、光泉大和尚を先頭に、フランス、ドイツ、オーストリアで仏教文化について講演し、ヨーロッパの人々に中国仏教文化の魅力を充分堪能してもらった。

 9月13日、杭州仏教協会の会長で霊隠寺の住職である光泉大和尚はフランス・パリの法華寺にある華僑華人会文化センターで「禅と人生」について開示し、パリの華僑及び信者居士たちを対象に禅文化を披露した。

 9月15日はオーストリア・ウィーンの佛光山で、光泉大和尚は名家宣傳講演団と一緒に「禅と人生・雲林茶会」を開き、茶禅の芸術、七弦琴の演奏、琵琶演奏、太極拳の実演をとおして、禅、茶、音楽の生命対話を解釈し、中国禅文化の内容の豊富さを十分に披露した。

 至るところで、禅文化の講座の他、「禅茶一味」の雲林茶会を開き、七弦琴、琵琶の演奏を楽しみながら、法浄禅茶、紅茶、鉄観音など三種類の茶道を披露した。さらに、霊隠寺制の素食茶菓子をふるまい、その場にいた来賓に味わってもらい、中華禅茶文化の荘厳さと優雅さを十分に堪能してもらった。

「文化中国・名家講壇」は国務院華僑事務室が主催する「シリーズ・文化中国」の一環である。2007年から中国国内から有名な専門家を招き、海外で経典を講じることを通して、海外の華僑たちの中華文化への思慕と憧憬を心いくまで満足してもらってきており、海外の華僑会で高い評価と影響力を持っている。

  9月19日はドイツ・ハンブルクで、霊隠寺の慧澄法師が「八正道」について演説をした。どのようにして人間として生きていくか、どのようにして処世をするか、どのようにして人に善をなすか、どのようにして幸福を幸福とし、徳を積むか、などの問題について仏教の立場から解釈した。

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