杭州市人民代表大会の代表者が飛来峰の造像群を調査す

 

2014年10月28日、杭州市第十二回人民代表大会の一部の代表者が霊隠寺に集まり、「飛来峰造像群の風化検討会」を挙行した。この会には、霊隠寺の住職で杭州市人民代表大会の代表の光泉大和尚が出席した。、大和尚は「霊隠寺飛来峰の造像群は宋代から始まったが、ほとんど元の時代の彫刻である。半分は漢民族の仏教の造形で、半分はチベット仏教の造形である。漢民族仏教とチベット仏教との合体でもある。このような石窟は全国にもまれで、宗教芸術だけではなく、漢民族とチベット族の融合も見られる。現在、飛来峰にはいつくかの難題が残っている。例えば、密集している植物で一線天という景観がみえなくなったとかである。」と発言した。

  今度の検討会のきっかけは今年の二月のことである。当時、光泉大和尚は杭州市第十二回人民代表大会で飛来峰の仏教文化群を保護し、世界と後代の子孫に大事な文化遺産を残そうと提案をした。

28日その当日に杭州市の宗教管理部門、文化財保護部門、庭園管理部門および霊隠寺など関係のある部門から専門家が集まり、現地に趣いて霊隠寺飛来峰の造像群を考察し、検討した。そして、飛来峰造像群の風化問題について具体的に四つの案を提示した。一、植物の植生を適当に調整すること。二、責任者を指定し、漏水点を観察すること。三、科学的に気候を観察し、木の根が造像群へ与える影響を観察すること。四、安全性のために、24時間の保安監視体制を確保すること。

飛来峰造像群の風化検討会」の会場

発言をする杭州市人民代表大会の代表で霊隠寺の住職の光泉大和尚

発言する参加者

発言する参加者

霊隠寺知客の常法法師に案内され、飛来峰造像群を現地調査する杭州市第十二回人民代表大会の一部の代表者たち

現在、風化中の飛来峰造像群

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