2014年11月9日、杭州霊隠寺と西泠印社研究室が共催する、「澄心観道」肖像印作品展が霊隠寺の直指堂で開催された。杭州仏教協会会長、霊隠寺住職の光泉大和尚、西泠印社肖像印研究室主任の張耕源先生及び西泠印社の関係者、さらにご来場の来賓の方々、信者ら100人ほどが開会式に出席した。
会場には、西泠印社の一部の社員及び全国からの27名による肖像印作品59点が展示された。このうち、十八羅漢の肖像と西湖の文人の肖像は仏教文化と西湖の人文的歴史をうまく組み入れたもので、見る人の心を癒し、高い芸術的鑑賞価値がある。杭州市の「十竹斎」の木版水印の作品である数部のお経も同時に展示された。
篆刻芸術は我が国の国粋の一つである。書道の作品に押す印のほか、肖像印は人物の肖像を印鑑に篆刻するものである。今度の作品展の見どころの一つは、伝統的な肖像印の技法でもって新しい視点から特定の人物を再篆刻したことである。形、心がともに調和し、イメージも鮮明である。
今回の「澄心観道」肖像印展は11月20日まで開催の予定である。
「澄心観道」肖像印作品展の開かれた会場
展示作品
霊隠寺が伝統文化の高揚に宣伝の場を提供する意義を開示する光泉大和尚
作品を見ながら来賓と話を交わす光泉大和尚
作品を熱心に見る参観者たち
12006 人数