「中国仏学院2014年度雲林、盛栄奨学金」の授与式が12月9日に北京法源寺中国仏学院の教学楼のホールで行われた。杭州市仏教協会会長、霊隠寺住職の光泉大和尚が杭州雲林公益基金会を代表し、受与者に奨学金を授与し、開示した。中国仏学院の張厚栄副学院長、向学副学院長、広如副教務部長、霊隠寺監院の衍空法師、義広法師、弘妙法師等が出席した。中国仏学院教務処副主任の永興法師が司会を担当した。
光泉大和尚は杭州雲林公益基金会を代表し、受与者の代表である妙戒法師に奨学金を授与した。そして、開示の中で、14億の人口の中において、中国仏学院を毎年卒業する学僧の数は一粒の種に過ぎない。他の宗教の迅速な発展の中で、仏教界では説法する人才の乏しさが痛感されている。また、ネットの発展で新しい弘法ルートが提供されると同時に、仏教に関するマイナスの情報も広がりやすくなった。これは仏教のイメージに悪い影響を与えている。これを防ぐには優秀な人才を必要とする。したがって、卒業の僧たちが、学問と修行を両立させ、今後各寺院で活躍し、弘法の核心的担い手になるように望む、と期待を寄せた。
その後、中国仏学院の張厚栄副学院長と奨学金受賞者代表がそれぞれ挨拶をし、霊隠寺及び盛栄公司の中国仏学院への支持に対して、感謝の意を表した。また、仏教の弘法に力を入れ、仏教の説法事業を促進するとともに、中国仏学院に書籍を寄与し、奨学金を設立することによって中国仏学院の発展に力を尽くす霊隠寺住職の光泉大和尚にも感謝の意を表した。
授与式は三宝歌の中で円満に終了した。
「中国仏学院2014年度雲林、盛栄奨学金」の授与式
開示する光泉大和尚
受与者に賞を授ける光泉大和尚
記念品を寄贈する中国仏学院副学院長の向学法師
三宝歌を歌う参加者たち
12080 人数