杭州霊院寺、騰訊大浙網、杭州仏学院が共催する「雲林書院文化論壇」が2015年6月14日午後、杭州仏学院の大講堂で挙行された。先ず中国科学院の院士である朱清時教授が論壇に立ち、「科学と仏法の合流処――現代科学技術をもって改めて佛典を学ぶ」をテーマに科学と仏法との関係について興味深く講じた。
朱清時院士の話の中で特に人々を魅了したのは、科学的な情報を例証にしながら、現代科学の研究成果は『心経』に述べられている「五蘊皆空」の境地ときわめて類似しており、また、現代科学研究のデータ、実験、推理も仏法との間に正に同様な原理が存在する。この内容の発表に出席者の大くが深い感慨に打たれた。会場はほぼ満席で、杭州仏学院の法師、学生、各地からの居士、信者合わせて400人ほどの人々が出席した。なお会議司会は杭州仏学院の慧観法師が務めた。
話し合いの司会をする‘騰訊大浙網’のCEO傅剣鋒
討論会上
質問に立つ法師
鋭く質問する聴講者
12544 人数